JAPAN EC大賞

JAPAN EC 大賞 2023
受賞企業インタビュー

“EC通販事業担当者
1,200人が投票した
本当に商品・サービスが良い企業”

商品・サービス部門賞
加茂繊維株式会社 様

加茂繊維株式会社

Interview

インタビュー

商品・サービス部門賞

受賞に対するコメント

弊社の商品・サービスに関して、このような素晴らしい賞を頂け大変光栄です。
日本のものづくりを残すためには、加工技術やデザインではなく独自の機能とマーケッテイングが不可決と考え”着る岩盤浴“BSファインの開発につながりました。いつかは自分たちの手で「理想の肌着」を創りたいとの想いから、弊社が蓄積続けた肌着の技術にその機能を付加して、365日24時間人を冷えから守ることのできる「理想の肌着」が出来ました。
一人でも多くの方にご愛用頂き、より健康で豊かな人生を創っていただきたいと思います。

CRMを取り組む上で重要な要素の一つ【商品・サービス】において、
重要だと考える事や育まれて来られた事をエピソードも添えてお聞かせ下さい。

私たちには「金の品質、銀の価格」という言葉があります。常に価格以上の付加価値をつくることです。また、故梅澤先生の著書「消費者は2度評価する」にもあるように、お客様の手元に届いた時にこそ、価格以上の価値を実感していただく事が最も大切と考えています。
「品質第一」「お客様第一主義」を常々唱えているのは、お客様があって我社が存続できると考えているからです。その結果、返品率は1%を保ち続けています。

商品・サービスにおいて、直近 特に注力されている事をお聞かせ下さいませ。

弊社のミッションは「社会の課題を繊維のチカラで解決する」そのためには、日ごろからお客様のご要望以上の価値ある商品・サービスの企画を目指しています。
また、日ごろからお客様や社会の課題を意識して探し商品開発を行っております。
またサービスにおいては、社員教育、知識・技術だけでなく人間力の要請も行いお客様のお悩み解決を目指しております。

これから先のEC・通販業界/CRMにおいて必要とされる事についてお聞かせ下さい。

商品の価値をつくり、その価値を正しく伝えることと思います。マーケッテイングが科学になり進化した結果、商品がコモディテイ化しました。メーカーは、自分たちの価値をお客様に伝えきり商品サービスをその価値で提供することが大切と考えます。
また、共感の時代である現在は物の価値だけでは売れなくなり、会社の理念やミッションが重要になりました。
特にCRMに関しても多くの試作が物売りになっていますが、物売りではなく共感をベースにした私たちの真実の想いを伝える仕組みが重要と考えます。

今後の展望(チャレンジしたい事)についてお聞かせ下さい。

弊社は縫製工場として創業。今は素材開発型企業に成長しました。
また原材料の採掘権を有しており、今後は繊維のみならず、非繊維の用途開発を行い、資源を活用しより多く社会の課題を解決していきたいと考えております。

EC・通販業界、CRMに携わる方々へ向けてメッセージをお願いいたします。

通信販売が日常生活に定着しました。手元に届かないと分からなかった商品が様々な形で表現できるようになりました。
便利だからこそ、様々なトラブルも発生しやすくなります。
業界の成長のためには、関わる全ての人が真摯に事業を進め、お客様との信頼関係を作り上げることが大切と考えます。