JAPAN EC大賞

JAPAN EC大賞 2025
受賞企業
インタビュー特集


“EC通販事業担当者
1,000人が投票”

ビューティー・コスメ部門賞
オルビス
株式会社様

Interview

インタビュー

商品・サービス部門賞

受賞に対するコメント

この度は、ビューティー・コスメ部門賞をいただき、誠にありがとうございます。オルビスは「スマートエイジング®」の思想のもと、お客様が自分らしく、ここちよく年齢を重ねるための「伴走者」でありたいと願い、商品やサービスを展開してまいりました。今回の受賞は、私たちが追求してきた顧客体験が、多くのお客様の日常に寄り添えている証だと感じております。心より感謝申し上げます。

今回投票数が伸びて、投票支持が得られた要因は何だと思いますでしょうか?

商品の販売に留まらず、お客様の「心」と「生活」に触れる双方向の対話を大切にしてきた結果だと考えています。スキンケアは自分自身を慈しむ時間そのものだと考え、広告やアプリ・SNSを通じ、機能性(スペック)だけではない「情緒的な価値」や「日々の小さな肯定感」を共有し続けてきたことが、ブランドへの深い信頼と共感に繋がったのではないかと思います。

CRMを取り組む上で重要な5大要素【ブランド、商品・サービス・PR・データ・顧客】において、
重要な事や育まれて来られた事をエピソードも添えてお聞かせ下さい。

常にお客様を主語とし、進化する価値観や感度を的確に捉えることを大切にしています。お客様の課題解決を目的とし、2025年発売の「オルビス ザ クレンジング オイル」では、商品やPR戦略のあり方などを刷新しました。創業当初、オイルカットを掲げていた弊社が、この度クレンジングオイルを発売するという決断ができたのは、過去の慣習ではなく「今のお客様のお声を起点にする」という価値基準を組織として徹底できているからだと考えています。

企業理念や想いを【社内での浸透と社外への発信】をどのようにされていらっしゃるのでしょうか?

ありたい姿やその背景、また、お客様のお声を繰り返し共有し、ブランドの向かうべきベクトルを一致させています。この方向性が戦略から実行計画レベルで共通言語化されることで、各チャネルが互いを補完し合い、一貫した価値提供が可能になります。社内での深い自分事化があるからこそお客様視点に立った等身大なコミュニケーションが実現できると考えています。

これから先のEC・通販業界に必要とされるCRMについてどのように考えているかお聞かせ下さい。

効率化や自動化が加速する時代だからこそ、その対極にある「人間味のある温かさ」や、お客様の細やかな感情の揺らぎに寄り添う感性がますます重要になっています。今後のCRMはリピート促進の仕組みを超えて、ブランドとお客様が共通の価値観で結びつくことができるコミュニティのような側面がより求められると考えています。

企業・個人として今後チャレンジしたい事(展望や発展)についてお聞かせ下さい。

ブランドとしては、お客様が「自分らしくあること」に繋がるサービスを拡充したいと考えています。デジタルの力でパーソナライズを進化させながら、リアルな接点では心に触れるような温度感のある体験を提供していきたいです。また、個人としても、常にお客様の「期待の半歩先」を提示し続けていきたいです。

EC・通販業界でCRMに関連するセクションに従事されている方々へ向けてメッセージをお願いいたします。

CRMは地道で成果が見えにくい局面もありますが、向き合っている数字の先には、必ず一人のお客様の人生があります。お客様の悩みや喜びに真摯に向き合った時間の分だけブランドの資産になると考えています。お客様を想う私たちの熱量が業界全体の顧客体験の底上げに繋がると信じています。
業界の枠を超えて価値をともに追求していけたら幸いです。